2010年3月

揺れる振り子を超えるもの

いま現在のデザインを形容する言葉としてはポストモダンという言葉が一番的確なんだろうか。
もちろん所謂ポストモダンという言葉は80年代の潮流を指すものであるが。

80年代のポストモダンが終わると、またモダニズムがやって来て、
その後当然ながらポストモダンがやってくる。

ただ前のポストモダンと違う部分はモダニズムの空虚な部分を埋める為に
いち個人(いちデザイナー)の感覚を信じず、精神のブラックボックスを信じる点だろうか。
精神のブラックボックスとはシャーマニスティックな精神状態のことだ。

2010年のポストモダンデザイナーの旗手として服部一成や北川一成がいる。
(昔から変わらず、その方向でずっとやってるのが仲條正義。エライ)

揺れる振り子は同じ振幅で動いている。
合理を追求するモダニズムの側に振れると
同じ幅で不合理なポストモダンの側に戻ってくる。

しかし世の中が変わったとしても自分の本質はひとつしかない。
本質が非モダンな人が、流行に左右されてモダンな表現に徹しても
あまりいい表現はできないだろう。

これは政治的な右・左とも同じで
そもそも右/左だの、モダン/ポストモダンだのとカテゴライズすることに意味は無い。
それよりはその人の本質について話をするほうがいいのだろうし、
デザイナーは本質を見極め、掘り下げる努力をするべきなのだろう。

南信州

あいにくの天気でしたが金・土と長野へ行ってきました。
これから長野の仕事します。
下の写真はざるそばを暖かいツユに付けて食べるスタイルの天ぷらそば。
うまいです。

加茂錦のお話 4

黄酒というお酒の為のポスター。


 


 

黄酒のパッケージ

黄酒はフィルタリングしていない黄色いお酒で、日本酒本来の味を楽しめます。
文字から中身が透けるというパッケージのアイデンティティがしっかりしているので
そのアイデンティティをそのままポスターにしました。

黄酒の詳細についてはこちら
http://suisei-suisei.com/contents/kamonishiki/kamo_kishu.html

写真:伊藤菜衣子(Saiko Camera

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