カプセルホテルから桂離宮まで 4

桂離宮の興奮さめやらぬまま荷物を預けに9hにいきました。
9hを簡単に説明してみると、いままでのカプセルホテルの無駄な部分を徹底的に省略し、
残された部分のクオリティをとても高めたという感じでしょうか。

館内の印象はとてもいいです。
やりたいことがはっきりとしていて、また実現できている印象を受けます。
清潔感、全体のサインおよびグラフィックデザイン、照明、それぞれのディティールは
とてもレベルが高く、安心して過ごすことができます。
その細やかさは日本ならではだと思います。
翌日宿泊予定の俵屋旅館も日本的ですが9hもとても日本的。
切り口が伝統的か現代的かの違いだけだと思います。
もちろん宿泊料金こそだいぶ違いますが、そこは泊まる人の価値観しだい。
料金を押さえて他のことにお金をかけたい人には9hはとてもおすすめです。

とくに関心したのが水回りと照明。
ロッカールーム、洗面所、シャワー室は全部間接照明だったので光がとても柔らかいです。
こういう部分は一流ホテルと比較しても引けをとらないと思います。
アメニティもいい意味で簡素です。
※しかし後半になるとちょっと感想が変わるので最後までお読みください。

チェックインして「草喰 なかひがし」へ向かいました。

写真は外観のみ。食べログ等でもたくさん料理の写真が出てくるので
そちらをご参照ください。
ここでの2時間は至福のひと時でした。
どういう風に美味しいかは語るに足りる言葉をもっていないのでここには書きません。
なのでどれくらい美味しいかの一例だけを書いてみます。

最後のデザートに水出し珈琲が出てきました。
「へえー、和食屋なのに珍しいなあ」と思って飲んでみたのですが
これがいままで飲んだ珈琲の中で一番美味しい。
煎り立ての珈琲豆の香りがそのまま抽出さているのでとても香ばしく、雑味もありません。
美味しすぎて、思わず笑ってしまいました。
特別な製法らしいですが、非和食の素材をこれだけ研究してることからも
本職への情熱の量を想像することができます。
季節ごとに通いたくなる危険なお店です。
「桂離宮に泊まって、なかひがしの料理を食べたいね」と連れと
くらだないことを言い合いながら9hに戻りました。

ここから少し9hの印象が変わってきます。

さて寝ようと思いポッドと呼ばれる繭の中に入ったのですが
ここが完全に密閉できるわけではなく、薄い布製のカーテンで仕切るだけなのです。
当然外を歩く人の物音が聞こえてきます。なかなか睡眠に集中できない。
何よりも安全面はどうなのかと不安になります。
いくら日本が安全とは言え不特定多数の人が寝てるわけですから
きちんと管理した方がいいのではないでしょうか。
全体のクオリティはいいのでこのことだけが引っかかってもったいない印象です。
安全面が解決されたらまた泊まってみたいです。

<つづく>
次は俵屋旅館です。

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