2011年7月

うちわ考

実用的でないものはなるべくコレクションしないようにしてるのですが
うちわはかさばらないし値段もそんなに高くないしと自分に言い訳して(笑)
いくつか集めています。

そんなうちわを眺めていると
原形が解りやす過ぎて面白かったのでアップしてみました。

道具には形の大元とも言うべき原形というものがあります。
コップの原形は手の窪みですし、
家の原形はおそらく洞窟だと思います。

もちろんうちわの原形は「葉っぱ」。

上 来民渋団扇 熊本
中 蒲葵団扇 台湾
下 クバオージ 沖縄

沖縄と台湾のうちわの材質は同じで、
クバ=蒲葵(ビロウ)という植物です。
クバは利用価値が高いみたいでうちわ以外にも
屋根や笠の素材、餅や泡盛のパッケージにも使われています。

クバの葉の中央部分を切り抜いてうちわに仕上げるようです。

ちなみにどれが一番使いやすいかと言うとやはり来民渋団扇です。
それ以外は実用的かと問われると「うーむ」と思ってしまいます。

納品

事務所の引越しにともなって机が納品されました。
(最近事務所を引っ越しました。関係各所にはご連絡しましたが
 まだメールが届いていないという方はお教えください)

事務所で使う家具は「やまのかみ木工所」で
つくってもらうことが多く、今回もお願いしました。

実直で長く使える家具をつくりたいならおすすめです。
机の表面は平滑製を出すためウレタン塗装。
オイルフィニッシュがメインの木工所ですが
無理を言って塗装してもらいました。
100年は余裕で使えそうです。

一般的にデザイン事務所って
おしゃれで整理整頓されたイメージがあると思いますが
僕は雑然としている事務所の方が好きです。
もちろん全く管理されていない雑然さは困りますが
適度に散らかってる方がいいと思います。
柳宗理の事務所くらいの雑然さが理想でしょうか。
(と言ってどれだけの人がイメージできるか分からないですが)

「きちんとした仕事はきちんとした机から」
これは真実だと思ってます。

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