2012年7月

深澤直人と民藝館

日本民藝館の館長に深澤直人氏

この大胆な人事に期待します。
民藝博物館になっている状況を変えてくれるだろうか。

個人的にはWITHOUT THOUGHT展を民藝館でやっても
全然違和感ないと思います。
今後が楽しみだ。

シンポジウムのお知らせ

横浜歌人の会からのお誘いでシンポジウムに参加することになりました。
日常と表現の関係性についてディスカッションする予定です。
日常の中に「美/価値」を見つけるというのはどの分野にも共通することで
もちろんデザインや民藝にも通じます。
そのあたりについて他の分野の方々と深く掘り下げれればと思います。
会員以外のご参加も受け付けておりますのでお時間がある方は是非。

以下転載

◎シンポジウムの概要
テーマ:“いま・ここ”で/を表現すること

日時:2012年7月27日(金) 18:00~20:30
会場:かながわ県民センター 3階301号会議室(「横浜駅」下車徒歩約5分)
参加費:1000円(当日お支払ください)
お申し込み方法:こちらより
主催:横浜歌人会

シンポジスト:
手嶋尚人さん(建築/東京家政大学准教授、谷中学校運営人)
伊東純子さん(服飾/un:ten(アンテン)主宰)
樋口賢太郎さん(グラフィックデザイン/すいせい主宰)

コーディネーター:
吉野裕之さん(横浜歌人会副代表委員)

プログラム:
18:00~18:05 主催者挨拶
18:05~20:30 シンポジウム

趣旨説明(5分)18:05~18:10
活動紹介(20分×3名)18:10~19:10
パネルディスカッション(70分)19:20~20:30

各シンポジストの具体的な活動の紹介のほか、表現に対する考え方、
そのジャンルの最近の動向などについてもお話いただきたいと考えています。
どのようなジャンルであっても、表現とは、私たちの日常に素材やテーマを拾いながら、
日常を豊かに耕すための実践ではないでしょうか。
それは、日常に隠れている多様な魅力の発見であったり、
私たちの社会が抱える問題の解決へのきっかけづくりであったりするのだと思います。
こうした観点から、表現というもの/ことの本質を考えてみたいと思います。
会場からも発言をしていただき、参加者の方々とも積極的に交流を図っていきます。

数学と体育の秘密の関係

 

前々回の重力繋がりで学生時代の物理と体育の時間を思い出しました。
学生時代、みなさんの周りには物理や数学が得意なヤツっていませんでしたか。
だいたいクラスに一人や二人いますよね。

僕はというとモノゴコロついた時から数学は大の苦手で、
いまでも海外に行くと円と現地通貨の計算にさえイライラしてしまう数字音痴です。
そういう人間からみると、呼吸をするように極めて自然に計算が出来たり、
思いもつかない方向からスラスラと難解な方程式を解いてしまう人種は雲の上のような存在です。
そんな場面に出くわす度に数学的センスってのはあるところにはあるんだなあと、
何度も深いため息をついたものでした。

で、なぜ書き出しの文章が「物理と体育の時間」になっているかと言いますと
数学が得意な人って体育も得意ってケースが多くないか?
物理ができる人ってサッカーが得意だったりしないか?
という素朴な疑問をもっているからであります。
数学が得意な人が必ずしも体育が得意ってわけでもないだろうし、
逆に体育が得意だから数学が得意ってわけもないでしょうが、
いままでの経験として、数学的センスがある人は
体育的センスも兼ね備えているケースが多いのではと感じています。

それはおそらく数学的なセンスと体育的なセンスには
運動の基本原理みたいなものが共通しているからではないでしょうか。
よく物理や数学を突き詰めた世界では、数字ではなく感覚が先にあると言われます。
相対性理論にしても今回発見されたヒッグス粒子にしても
こうなんじゃないかという仮説=漠然とした感覚が先にあり、
その仮説を数式や実験などで立証してきたわけです。
例えば重力下でボールを合理的に飛ばすには45°の角度が最適ですが(*)
数学的センスを持ってる人は、そのことを理屈ではなく感覚として分かっているのでしょう。
身体という物体を移動させたり、球体を蹴ったり投げたりするスポーツは
実はとても物理学的な行為なので、
数学的センスの持ち主にはその能力を発揮しやすいのではないかと考えられます。
そのような友人のシュートや身体の動きに
無駄がなくて美しかったのをよく覚えていますが
数式的な美しさが関係していたのかもしれません。

デザインにも数学的感性は重要です。
もちろん右脳的な感性も大事ですが左脳的な思考や客観性なども求められます。
あと感じるのは理系のデザイナーは美しいフォルムを見つけるのがうまいです。
ここでも書いたように自然の中に数式を発見するのに似ているのかもしれません。
例えば佐藤雅彦さんはデザイナーではないですがそういうタイプだと思います。
佐藤さんが体育が得意かまではわかりませんが…。

以上数学と体育の秘密の関係でした。

*空気抵抗があるので実際の角度はもっと低いです

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