このブログはデザイナー樋口賢太郎が綴る日々のことです Canon Macro 100mm 2.8 2019.10.31 必要があり、興味があったマクロレンズを購入しました。 むかし少しだけカールツァイスのマクロは触ったことがあるのですが オートフォーカスでここまで寄れるのは初めて。 やはり独特の画角で撮ることができて面白いです。 で、マクロを入手したら撮ってみたかったのがアービング・ペンのシガレットシリーズ。 シガレットシリーズとはペンが煙草の吸殻を撮ったものなのですが、 ゴミとしか思ってなかった吸殻を、芸術まで高めることができるんだと学生時代に衝撃を受けた作品です。 ゴミが芸術になるって、問題提起としては最高レベルです。 まあもちろん本家とは雲泥の差なのですが、僕はカメラマンではないので、 その辺は趣味として大目に見ていただけると助かります。 実物はモノクロだし、こっちはカラーなのでオマージュみたいなものです。 そもそも煙草の吸殻に美を見出したペンの視点ありき。 このレンズ自体は等倍から無限大まで撮れるのでマクロ以外でも使えます。 解像もシャープでけっこう切れ味がいいし、フォーカスまでの時間も短い良いレンズです。 しかしよく考えてみたら普段はシグマばかりで純正のレンズを使うのは初めて。 違いが明確にわかるまで触ってないですがしばらくは遊べそうです。 ※和火のインスタやってます。 ※ただいまブログの引越し中です。旧ブログをご覧になりたいかたはこちらにアクセス願います。 雑考 コメント:0 (C) Suisei All Rights Reserved.