このブログはデザイナー樋口賢太郎が綴る日々のことです
日本の農業の未来 1
2009.12.14
日本はいま農業ブームのようです。
ブルータスでもちょっと前に農業特集をやってましたし
ビジネスの世界でも農業バブルが来ると囁かれてているようです。
僕自身も昔から農業に興味があり 山梨の田植えに参加したり、
有機農場のブランディングを担当させていただいております。
なぜ農業に興味があるかというと理由は簡単で シンプルに「美味しい野菜」が食べたいからです。
美味しい野菜を食べるには「野菜=農業」について詳しくないといけない、それゆえ興味があるのです。
美味しければ別に少し値段が高くてもかまいません。
商品を購入することと株式会社の株を購入することは同等だと思っているので
他野菜よりも少しだけ高い値段でその農場を支えて行ければなによりです。
バブルが来ると言われている一方で日本の農業はいま深刻な問題を抱えています。
食料自給率は40%を切り、農家の方々は慢性的な後継者不足に悩んでいます。
僕が多少高めにお金を払ってもそれらの問題が解決しないことは目に見えています。
そんな中、日本の農業を変えたいんだと言う人々に出会いました。
「かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業」という方向に
農業がシフトできれば日本の農業の未来は明るいと考えている人々です。
そのプロジェクトの詳細をお聞きして 「おっ、それは面白い」と思いました。
元々はその団体のロゴマークのご依頼だったのですが
そういう動機を持っているなら別のアプローチがあるだろうと考え
団体の方向性を含めたデザインを提案をしました。
その詳細については次回お話したいと思います。
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